出口戦略
浦河町が新型コロナウィルス対策に取り組み始めて、二か月が過ぎた。この間町民の皆さんの協力のもと、さまざまな取り組みを進めてきた。幸いなことに、今現在町内から一人の感染者も出していない。このことに対しこの場をお借りして町民の皆さんのご協力に感謝したい。
しかし、その一方で長期間にわたる「巣ごもり生活」で、町民生活に大きな影響が出ているのも事実である。学校が休校となった子どもたちはもちろんだが、特に料飲店やその関連業界には甚大な影響が出ている。その影響の大きさは長引けば長引くほど浦河1町が支えられる規模ではない。
報道によれば各都道府県で休業要請にばらつきがあると報じられている。言うまでもなく北海道は九州、四国に山口県を加えたほどの行政面積がある。そこで提案だが、休校や休業要請は振興局単位にしてはどうか。日高は流行初期に2名の感染者を出して以来、感染者を出していない。
他地域でも日高と同様の振興局がある。このような地域とクラスターが発生している地域と、同列である必要性について急ぎ足で議論を深める時なのではないか。そろそろ明確な出口戦略を立て、道民に示さなければならない時だ。このままでは全道足並みをそろえて自粛していると、道民の精神的経済的ダメージがあまりにも大きいのではないか。
お問い合わせ先
総務課 電話:0146-22-2311 FAX:0146-22-1240 [お問い合わせフォーム]
