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棟梁の材は温室で育たず

 歴史を俯瞰して地球上の出来事を見ると、私たちは今たいへんな転換期に生きている。そんな気がしている。激動の時代だからこそ学校はもちろんのこと、家庭や職場、地域などさまざまな分野で未来を担う骨太の人材を育てなければならない。

 私たちは未来を託す人材育成にどれだけのエネルギーを注ぎ、どれだけの努力をしているのだろう。自戒を込めてしみじみと振り返っている。「平和ボケ」という表現がある。「平和ボケ」は適切な表現とは思わないが、平和はなによりもすばらしいことであるしいつまでも続くことを願っている。

 しかし、私たちの日暮しは「平時ボケ」しているのではないか。あたりまえの日暮らしに慣れ切っているのではないか。電気やガス水道は使えてあたりまえ。新聞や宅急便は配達されてあたりまえ。必要なものはコンビニに行けば間に合ってあたりまえ。学校や保育所はやっててあたりまえ。はたして、日々の暮らしの心構えはそれでよいのだろうか。

 あまりの便利さに慣れ切って、あたりまえがあたりまえでなくなったときの対応方法や身の処し方の備えがおろそかになっていないだろうか。胆振東部地震の大停電を教訓として、大災害が発生してもたくましく生き抜くそんな人材を「棟梁の材は温室で育たず」と肝銘し後進の教育には意を注ぎたい。

 

 

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