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新聞記事に思う

 知床で大きな海難事故があった。過去に大きな海難事故を経験した浦河町にとっても他人ごとではない。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、行方不明者の一日も早い発見を願っています。

 昨日のある新聞に亡くなった小さなお子さんの発見時の記事があった。文中、次のような記載。「海王丸は救助用の船ではないため、第1管区海上保安部(小樽)にすぐに連絡。強風が吹き白波が立つ中、乗組員は小さな体を見失わないよう、目を凝らした。1管本部の巡視船が到着し、救助するまでの2時間半にわたり、〇〇〇ちゃんを見守り続けた」とあった。

 この表現だと素直に読めば、救助用の船でないので助けないで見守っていましたと読み取る読者もいるのではないか。「なんとか助けようとしたが、折からの強風荒天で救助用の設備もなく手を尽くしたが助け上げられなかった」といったような表現なのかなとは思う。道の漁業取締船のみなさんも、可能な限り手を尽くし努力されたのだろうから心から感謝したい。

 海上保安署はもとより知床の漁業者や観光船の人たちも「救助船」ではないが、連日不明者の発見に協力してくれている。改めて行方不明者の一日も早い発見を願っている。

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