浦河町は、北海道日高振興局管内の南部に位置し、東は様似町、西は新ひだか町、北は日高山脈、南は太平洋に接しています。
町の地形は、大部分を日高山脈とその前山が占めており、丘陵地を縦断して太平洋に注ぐ河川流域にいくつかの平野がみられ、地質は、河川流域を除き火山灰と泥岩、重粘土などの特殊土壌が、耕地面積の多くを占めています。山岳は、神威岳(標高1,600メートル)、楽古岳(標高1,472メートル)などがあり2024年6月25日に国立公園として指定された「日高山脈襟裳十勝国立公園」の一角を占めています。町の総面積は、694.26平方キロメートルでその81%を山林が占めています。
海洋性気候の影響で夏は涼しく、冬は温暖なため「北海道の湘南地方」とも呼ばれ、豊かで住みよい自然環境に恵まれています。
町内には約200の牧場(生産・育成)があり、3,000頭以上のサラブレッドが駆け回っています。豊かな太平洋がもたらす海洋資源は豊富で、なかでも良質の「日高昆布」やサケ・マス、夏から秋にかけてのスルメイカは特産品となっています。