2022年6月29日 梅雨前線?停滞

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 北海道には梅雨がないともいわれている。しかし、浦河などの地域では「エゾ梅雨」といわれるものがある。6月から7月にかけて梅雨のような天候不順が続くのだ。この時期は農業では牧草の刈り取り、漁業ではコンブ漁と天候頼みの作業が多い。また、保育所幼稚園や小学校の運動会、中学校の体育祭と天候と密接な関係のイベントも多い。

 かくして毎年恒例のことだが、浦河の6月は天気への恨み節が人々の話題となることが多い。今年はとりわけ九州や本州の梅雨明けが、例年になく早く明けたと報道されている。その一方で北海道は前線が居座り悪天候が続いている。原因はラニーニャとも解説されているが、地球の反対側の海水温の上昇が日本に影響を及ぼしている。

 もちろん、最近の気候変動の原因が、温室ガスの増加だけがすべてとも考えないが。しかし、少なくとも要因の一つであることの可能性は高い。このこと一つとっても温室ガスの削減は喫緊の課題だ。一人一人ができることや、小さな基礎自治体である浦河町ができることは限られている。古くからある環境の標語「地球規模で考えよう。できることから始めよう」をかみしめている。

 未来の世代に地球環境をどのようにしてつないでいくか、今の時代に生きるものとして責任の大きさを感じている。

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