2022年8月19日　三年ぶりの花火大会

　三年ぶりに「うらかわ港まつり」が開催された。コロナ禍のなかで開催を決断した実行委員会の皆さんには、心から感謝を申し上げます。幸いなことに悪天候続きで心配されたなかで、天気にも恵まれて大勢の人出でにぎわった。浦河高校の吹奏楽部や歌謡ショーなど多彩な催しもののなかで、港まつりのフィナーレを飾ったのは花火大会。

　花火にぴったりの風にも恵まれて煙が滞ることもなく、色とりどりの花火が一気呵成に打ち上げられて夜空を彩った。見事な花火が揚がるたびにあちこちで大きな歓声と拍手。花火の素晴らしさを三年ぶりに堪能した。と同時にコロナで全国各地で中止になった花火大会。その影響を大きく受けたであろう花火業界の苦境と安堵に思いをはせた。

　こうして大勢の人たちの歓声と拍手に囲まれて、夏の花火を楽しむことができるのも平和であればこそである。花火どころではない彼の国の人々の苦境を思う時、日本の平和の大切さをしみじみと思う。