2023年8月15日　夏イカの季節

お盆が過ぎようとしている。例年ならば本州や道南方面からイカ釣り船団が浦河に来る時期である。テレビを視ていても夏イカのニュースが流れない。ここ数年続いている不漁が今年も継続しているようだ。同じような状態にあるのがサンマと鮭である。

　浦河港から出漁するサンマ棒受け漁の漁船も、心なしか係留されていても元気が無いようにも見える。何とか損益分岐点を越える水揚げがあってほしいと願っている。

　そして、それに負けず劣らず豊漁を願っているのが秋鮭漁である。ふるさと納税のお礼の品の柱の一つが「銀聖」としてブランド化された秋鮭とイクラである。ここ数年はふるさと納税が集中する年末に、いわゆるタマ切れを起こしている。それもこれもサケ漁の不振ゆえである。町財政の収入の柱の一つがふるさと納税、タマ切れを起こさないよう期待している（我ながらわがままな願いとは承知している）

　そして何よりも豊漁は浜に活気が出るだけでなく、町を元気にさせてくれる。イカやサンマ鮭はもちろん刺し網漁が本格化する、秋から冬にかけて浜に活気があふれることを強く願っている。