迎賓馬車

この迎賓馬車は、明治31年に2頭引きの4人乗りとして制作されました。
明治40年6月、西舎に設置された日高種馬牧場において昭和10年まで、牧場に来場された皇族や高貴な方々の迎賓に使用されました。
当時は、御者1名の他に警護の者が御者の横に1名と馬車の後ろに2名乗るというものものしさでした。ドアは、外からしか開閉できないつくりなので、警備の者がドアの開閉を行いました。幌は前後に開くつくりになっています。