赤心社記念館の沿革
赤心社記念館は、旧赤心社荻伏出張所事務所です。明治21年6月1日に赤心社(現赤心株式会社)が行った農耕・牧畜・樹芸・養蚕・商業など諸事業の事務所として、現荻伏駅前に新設されました。
赤心社は、北海道開拓を目的に鈴木清によって明治13年8月に組織されたクリスチャンによる開拓団です。翌14年5月には50数名が幌別川流域に入植し、明治15年5月には愛媛・兵庫・広島県より澤茂吉等80数名が元浦河(現荻伏)に入植しました。
大正7年、赤心社事務所は荻伏村に寄付され、公会堂として現在の荻伏支所の位置に移転後、大正14年から荻伏村役場庁舎として活用されました。
さらに、昭和29年現在地に移転し、浦河町郷土館として再利用されました。そして、昭和49年に赤心社記念館と改称して現在に至っています。
赤心社記念館の沿革
明治21(1888)年 | 赤心社(現赤心株式会社)の荻伏出張所事務所として、元荻伏駅舎前付近に新築。 |
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大正7(1918)年 | 旧荻伏村に寄付され、現在の荻伏支所の位置に移転、公会堂として利用される。 |
大正14(1925)年 | 荻伏村役場庁舎として利用される。 |
昭和29(1954)年 | 現在地に移転。 |
昭和36(1961)年 | 一部改修、浦河町郷土館として開設。 |
昭和39(1964)年 | 浦河町立郷土博物館と改称。 堺町会館(旧日高支庁舎)を改修、新たに「浦河町立郷土博物館」として開設したのに伴い、荻伏分館となる。 |
昭和49(1974)年 | 赤心社関係資料の資料館として再整備、名称を「赤心社記念館」に改める。 |
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