【幼児期向け】子どもの発達に合わせたおすすめのおもちゃ
愛情とスキンシップで信頼感が育つ「乳児期(0~1歳半)」、自律性が発達し社会性の土台をつくる「幼児前期(1歳半~3歳)」、友達と一緒に遊ぶ中で身体の使い方やコミュニケーションの方法を学び、自発性が発達する「幼児後期(3~5歳)。子どもの遊びは、その子の発達段階に合わせることがとても大切です。
町立保育所では先進地の取り組みから学び、愛情をもって丁寧に関わる保育に取り組んでいます。質の高い教育・保育の提供を目指して作成した「保育ハンドブック」から、年齢の発達段階に合わせたおすすめの玩具をご紹介します。
0歳児のおもちゃ
見て・聞いて・触って・なめて、このような認知によって運動面や対人面が発達する時期です。指先を使ったり振ると音がなるおもちゃは五感が刺激され、発達が促されます。
1歳児のおもちゃ
歩行が安定することで自由に手が使えるようになり、つまむ、めくる、ひっぱる、道具を使うなどの操作ができるようになります。すべり台、引きおもちゃ、押しおもちゃで、バランスや脚力を育むことが歩行の安定につながります。
2歳児のおもちゃ
指先の機能が発達し、食事や着替えなど、自分のことを自分でしようとする意欲がでてきます。ブロック遊びやパズル、お世話遊びやお料理など、ごっこ遊びやゲーム性のある遊びも徐々に楽しめるようになります。
3歳児のおもちゃ
運動能力の発達に伴い、食事・排泄・衣類の着脱など、基本的な生活習慣が自分でできるようになってきます。生活の中でできることが増えるにつれ、「何でも自分でできる」「自分でしたい」という気持ちを強く持つようになります。
4歳児のおもちゃ
手先が器用になり、「~しながら~する」ことができるようになります。想像力が広がり、積み木や粘土、折り紙など形を作って楽しむ「構成遊び」で思い思いの表現を楽しみます。
5歳児のおもちゃ
手先や指先を上手に使う「巧緻性(こうちせい)」が高まり、手指の機能は生活の中に一層いかされるようになります。また、思考力が深まり余裕をもってゲームを楽しむことができるので、遊べるゲームの幅が広がります。