子育てをしながら独学で勉強し、保育士試験に合格

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浦河町で現役保育士として働いている皆さんの声を紹介します。
今回インタビューを行ったのは、町内の保育所で保育士補助として働きながら独学で勉強し、令和6年に保育士資格を取得した先生です。保育士資格取得までのいきさつや試験対策についてお伺いしました。

子育てをしながら独学で勉強し、保育士試験に合格

保育士資格の取得を目指した経緯
子どもが好きで、保育補助の仕事に就きました。当時、子育てをしながら保育士資格を取得した友人から、「最初は軽い気持ちでもいいから、まずは受けてみたら?」と背中を後押しされ、友人が使っていた参考書も譲り受け、試験を受けてみることにしました。
合格まで、試験はどのくらい受けましたか?
友人から譲り受けた参考書に加え、フリマアプリで過去問を購入し、独学で勉強してきました。3回目となる令和6年の前期試験で合格することができました。
家族の理解もあって勉強時間を割くことができました。試験勉強は家事と子育ての両立で、苦しいときも多かったですが、「いつか受かる!」と思い、受かることを思い浮かべては机に向かっていました。
保育士試験の勉強は案外楽しかったです。子どものワクチンのことだったり、栄養、日々の子育ての生活など、新しいことを知ることができて、自分のアップデートにつながる実感がありました。
実技試験での選択科目は?
私はピアノと絵画を選択しました。ピアノは2曲弾いて歌う試験、絵画はテーマに沿って絵を描く試験でした。試験は年々、難しくなっていると聞いていました。ピアノは少し習っていた程度で、楽譜も読めるレベルではありませんでしたが、YouTubeでも試験対策用の曲があったので、それを見ながら練習しました。
合格した今の気持ちは?
合格したときは、本当にうれしかったです。それ以上に、勉強から解放されるのでほっとしました。
今の時代、YouTubeやSNSで試験対策に必要な情報を得ることができるし、独学でも勉強しやすい環境だと思います。
これまでも保育の補助として責任を持ってやってきましたが、資格を取得したことでより緊張感を持って行動したいと思います。大げさなことは言えませんが、少しでも子ども達や子育て世代の方の役に立てたらという思いです。

浦河町では保育人材の確保を図るため、町内在住で新たに試験により保育士資格を取得した方であって、保育士として町内の保育施設等で勤務している方に対し、最大20万円補助します。
また、保育士としての仕事に関する相談窓口として「うらかわ保育士キャリアアドバイザー」を配置しています。
保育の仕事に興味のある方も、保育士としてすでに働いている方も、保育士資格を持っていて復職を検討している方からの相談に対応します。どうぞお気軽にご相談ください。

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