日高山脈襟裳十勝国立公園が誕生‼

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日高山脈襟裳十勝国立公園が誕生

令和6年6月25日(火)、道内では37年ぶりとなる新たな国立公園「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生しました。

日高山脈襟裳国定公園の国立公園化

浦河町をはじめとした、日高・十勝管内1市11町1村にまたがる「日高山脈襟裳十勝国立公園」は、北海道の背骨といわれる雄大な日高山脈の山並み、襟裳岬から広尾町にかけて続く海岸線一帯、花の名山として知られるアポイ岳とその周辺で構成される自然公園です。

北海道代表する野生動植物が多く生息しており、国立公園としては24万5千ヘクタールと全国一の公園面積の広さを誇ります。

日高山脈には一般的な登山コースが整備されていません。山頂には道のない沢を登らなければならず、アプローチも長いことから経験者向けの山として知られます。

環境省は2016年から国立公園指定のための検討調査を行い、日本を代表する傑出した自然の風景地であるとして、2020年に区域を拡大して新たな国立公園として指定する方針を決定。2024年5月に中央環境審議会の答申を受け、国立公園に指定されることが決まりました。

2024年6月25日、日高山脈襟裳十勝国立公園に指定されました

国立公園とは

日本を代表するすぐれた自然の風景地を保護するために開発等の人為を制限するとともに、風景の観賞などの自然に親しむ利用がし易いように、必要な情報の提供や利用施設を整備しているところであり、環境大臣が自然公園法に基づき指定し、国が直接管理する自然公園です。

楽古岳・神威岳

楽古岳

標高
1,472m
登山口
浦河町字上杵臼
楽古岳
楽古岳

楽古川が山名の由来とされる楽古岳は、ピラミッド形の山頂を持ち、地上からの360度の展望が魅力です。
登り詰めたとき突然広がる十勝の景色。

そんな日高山脈の魅力を最も手軽に味わえるのがこの楽古岳です。

登山口の山荘は一泊の価値があります。

神威岳

標高
1,601m
登山口
浦河町字野深

アイヌ語で神の山を意味する神威岳は、その名のとおり日高南部の山々でも風格を備えた山と知られ、盟主とも呼ばれています。

国道235号線からもその雄姿を見ることができますが、登山口までは国道から50分かかります。

コースの約半分が沢歩きとなります。
初めての人は分かりにくい箇所があるので、知っている人と同行することをお薦めします。

国立公園指定に伴う取り組み

懸垂幕の掲揚

懸垂幕

国立公園指定をお祝いするため、浦河町役場庁舎に懸垂幕を掲げました。

街路灯フラッグの設置

街路灯フラッグ

町内の大通1丁目~5丁目の街路灯に記念フラッグを設置しています。

地域おこし協力隊ワークショップ「楽古リバーウォーク」

楽古リバーウォーク

北海道アウトドアガイド(山岳夏山)資格を持つ、浦河町地域おこし協力隊白取隊員による『楽古リバーウォーク』を開催致します。

浦河町にある二つの山荘の一つ楽古山荘をスタートして、メナシュンベツ川を渡る登山口(尾根取付き)までの約2.3kmの登山道を歩きます。

国立公園となる日高山脈を身体一杯感じてみませんか? ご参加お待ちしております。

日高山脈襟裳十勝国立公園パネル展

展示期間
6月25日(火)~7月5日(金)

国立公園の誕生を記念して、日高山脈の雄大な自然を紹介する写真パネルを展示しています。ぜひご覧ください。

パネル展1
パネル展2
パネル展3
お問い合わせ先

商工観光課

電話番号:0146-26-9014
FAX番号:0146-22-1240
メール:kanko@town.urakawa.hokkaido.jp
【お問い合わせフォーム】

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