浦河町×札幌国際大学|幼児期からの学びの土台づくり事業
浦河町では、平成30年度から札幌国際大学や町内の保育施設と連携し、「幼児期からの学びの土台づくり事業」に取り組んでいます。子どもたちの活動量は増加し、一定の効果がみられています。
幼児期の運動遊びをさらに後押しするため、楽しく体を動かし、発達の特性に応じた運動遊びの取り組みをご紹介します。
幼児はさまざまな遊びを中心に、毎日合計60分以上楽しく体を動かすことが大切です!
なぜ、「合計60分以上」なのですか?
幼児期運動指針(文部科学省)では、多くの幼児が体を動かす実現可能な時間として、「毎日、合計60分以上」体を動かすことを推奨しています。もちろん時間だけが問題なのではなく、様々な遊びを中心として、散歩や手伝いなど多様な動きを経験することが必要です。
(札幌国際大学・林二士先生のひとこと)
散歩するときにボールやなわとびなど、1つアイテムを持っていくことで遊びの展開が広がります。楽しく体を動かす遊びを中心に、散歩や手伝いなども含めた合計が毎日60分以上になることを意識してみましょう。
どうして、幼児期に体を動かすことが大切なのですか?
幼児期は運動機能が急速に発達し、多様な動きを身に付けやすい時期です。この時期に体をたくさん動かすと、普段の生活で必要な動きをはじめ、とっさの時に身を守る動きや、将来的にスポーツに結び付く動きなど、多様な動きを身に付けやすくなります。
(札幌国際大学・林二士先生のひとこと)
「時間」「空間」「仲間」があることで、子どもたちの遊びが始まります。そこに「ひと手間」という「仕掛け」「きっかけ」をつくることが大切です。運動遊びを通して「やればできる」を重ね、自己肯定感を高めていきましょう。
事業内容紹介
家庭にあるものを使って楽しく遊べる運動遊びを紹介します。
保護者の皆さんが楽しみながら、子どもたちの「遊びをはじめるきっかけづくり」をしてみてはどうでしょうか。