救急車の適正利用について
救急搬送の現状
近年、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、全国的に救急出動件数の増加と1回の出動に
要する時間が伸びている傾向にあります。
日高東部消防組合管内の昨年1年間の救急出動件数は961件で、前年より141件増加しており
ます。
これらの中には、入院を必要としない軽症者が44%も含まれています。
救急車には限りがあります
当消防組合では、救急車を各町2台配置して救急業務を行っており、普段救急要請を受けると
現場を管轄する町の救急車が出動します。
しかし、救急車が2台とも出動中に、他の救急要請が重複した場合は、隣町から出動し対応
しています。この場合、普段以上に現場到着に時間を要してしまいます。
また、本来救急車が必要のない傷病者に出動することにより、本当に救急車を必要とする傷病者に対し、救命処置が遅れることになります。
救急車は限りある救急資源です。当消防組合では、救急車の適正利用を推進しています。
「救える命」を救うため、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
こんな時は迷わず119番を
下記のような症状があり、急いで病院へ搬送した方が良いと思われる場合は、迷わず119番通報をしてください。
- 言葉が出にくい。突然片方の手足に力が入りにくくなった。
- 胸が締め付けられるように痛い。
- 頭が割れるような痛み。今までに経験したことのないような痛み。
- 息苦しい。呼吸がしにくい。
- 意識がない。けいれんを起こしている。
救急車を呼ぶべきか迷ったときは、総務省消防庁が救急車の利用マニュアルを
作成しておりますのでご活用して下さい。
『救急通報のポイント』
『ためらわずに救急車を呼んでほしい症状』
『救急車の呼び方』
などの情報がまとめられています。
- お問い合わせ先
-
浦河消防署
電話番号:0146-22-2144
FAX番号:0146-22-6550
メール:ura2144@town.urakawa.hokkaido.jp
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