町内で活動する協力隊3人の活動報告会

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浦河町内で活躍する地域おこし協力隊3人の活動報告会が2月29日に総合文化会館で開かれ、25人が参加し各隊員のこれまでの活動と今後の展望について耳を傾けました。

白取たかと 隊員

「アウトドア」をテーマとする白取たかと隊員は、オロマップキャンプ場のリノベーションや野外ワークショップのほか、北海道アウトドアガイド(山岳夏山)資格を取得し、山岳会と連携した山荘や登山道の整備活動について報告。

今後はガイド資格を活かしたワークショップや登山者へのアテンド、鹿の角関連の商品開発や販売に取り組むとのこと。

髙畠敦子 隊員

「やさしい英語・日本語とアウトドア」をテーマとする髙畠敦子隊員は、米国での在住経験を活かした英語の絵本や歌に親しむイベント、保育所での英語あそび体験のほか、外国人に伝わりやすい「やさしい日本語」を学ぶ教室「うまっこクラブ」について報告。

また、協力隊任期中に取得した北海道アウトドアガイド(自然)資格を生かした自然を観察するイベント「常盤公園を歩こう」についても、約半年間の季節の移り変わりを参加者とともに楽しんだ様子をたくさんの写真で伝えました。

稲岡千春 隊員

「外国人への生活支援」をテーマとする稲岡千春隊員は、町民と外国人(主にインド人)をつなぐため、これまで町内のイベントでのインド文化紹介ブースの出店や「インディアン・キッチン」・「モンスーン・ティー・パーティー」などの文化交流イベントを企画。

また、外国人の母子支援のため医療機関に受診する際や入学・入園時の通訳、生活のサポートに奮闘しています。

他にも、インドではよく食べられる野菜が浦河町では入手しづらいことから、栄養が偏り貧血症状に悩む母子のために、独自に野菜を仕入れインド人家庭に野菜を販売しています。

今後は、ワンストップで生活全般の相談ができる「外国人支援センター」の開設や外国人の子どもの学びを支援する活動などを展開したいと話しました。

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