太極拳チャンピオンによる太極拳講習会が開催
浦河太極拳愛好会(一力敏昭代表)が5月8日に勤労者体育センターにて太極拳講習会を開催し、町内外から50人以上の方が参加しました。
講師には、北京体育大学で太極拳をはじめとする中国武術を教え、中国の太極拳全国選手権大会6連覇を成し遂げた宗維潔(そういっけつ)老師を迎えました。
太極拳友好協会(小池義則会長)の指導者として来日していた宗老師を同愛好会が浦河に招いたことで、今回の講習会が実現しました。
宗老師はヨーロッパや東南アジアなど世界各地で太極拳の指導に当たっており、コロナ禍もあって4年振りに来日しました。道内で講習会を開くのは初めてとのこと。
講習会では、通訳を交えながら太極拳の入門編である二十四式太極拳を、宗老師が一つひとつの動作ごとに、姿勢や意識する体の部位、重心の置き方などを丁寧に解説、実演して指導していました。
浦河太極拳愛好会の最高齢の会員である、永田幸子さん(95歳)は「80歳くらいから一力さんに誘われて太極拳を始めた。仲間と一緒に(太極拳を)するのが楽しい。おかげで長生きすることができている。これからもできる限り続けていきたいと思っている」と嬉しそうに話していました。