図書館で久野志乃さんが絵画展を開催。ギャラリートークで作品の思いを語る
こんにちは、広報担当です。
9月7日から10月3日までの期間、浦河町立図書館で札幌在住の画家・久野志乃さんの絵画展が開催されています。
初日の7日午後には、久野さんによるギャラリートークが開かれ、町内外から約50人が来場し、作品の背景や制作への思いに耳を傾けました。
久野さんは1978年に様似町で生まれ、浦河高校を卒業後、北海道教育大学大学院で西洋画を専攻。記憶やテキストをモチーフに「ありえたかもしれない風景」を油彩で表現する画家で、札幌を拠点に国内外で活躍されています。
トークでは作品を年代順に紹介しながら「昔は自分の中のイメージをどう表現するかに夢中だったが、今は油絵の具の特性を研究し、奥行きや時間・次元を平面にどう表すかに関心が移ってきている。作品からその変化に気づいてもらえたら嬉しい」と語りました。